占い虎の巻 第11章：干支（未年生まれ）
未年生まれの方（大日如来）
良妻賢母は未の年で人の面倒もよく見るが、仏心信仰厚く人を哀れみ高ぶらず、品格有って情深く、学は有れども口には出さず、何事も辛抱辛抱・我慢我慢で取り越し苦労遠慮勝ち、危ぶみ過ぎて迷う臆病と言うぐらいで、女の未は最高です。
だが男に騙され苦労する女も多く、頭丸めて尼寺か、路地裏で一人コツコツ内職暮らしする可哀相な未女も居るんです。昔から東男に京女と言う諺がありますが、東男に京の未女と言うのが本当なんです。
子供や主人の為に身を粉にして良く働き、親兄弟は基より仏の面倒まで見ると言われているんです。
でもこの未、女は良いけれど男の未はあまり良くないんです。特に長男の未は良くない。ヒゲなんか生やして偉そうにしていても親に金貸せ金貸せ、意外と意気地が無いのがこの未の男なんです。この未男は何事も堅実にやり過ぎるんです。だから折角チャンスが来てもそれを思い切って掴む事が出来ないんです。
この未男は気が弱いから物事をハッキリ断れないのが欠点なんです。だけど出世や成功を望まないのなら、最高の家庭思いの最高の父さんなんです。特に婿養子には持って来いなんです。
この未と言うのは感性豊かで、一度物事に集中すると一芸一能に才能を発揮するんです。幕末に海援隊を創り鎖国日本を海外に眼を向けさせた坂本竜馬もこの未年生まれなんです。吾れ日本の柱とならん、吾れ日本の眼目とならん、南無妙法蓮華経と唱えたあの日蓮上人もまた未年生まれなんです。
※苦労に強い女性No.1ですが独身者も多い！
向いている仕事：医療系・銀行系・公務員系
