占い虎の巻 第7章:お墓参り
お墓参り!
お墓はご先祖の霊と貴方の心の触れ合うところです。
お墓参りとは…
親に近況を報告するところです。
※良いこと・悪いこと何でも素直に報告しましょう。
※家族の位牌を持参すると仏様も喜びます。
子供が親の墓に近況を報告することにより、親も安心できるのです。
親は子供の将来の道しるべとなって守ってくれるのです。
親の供養を子供がすることにより、自分の家族・子供や孫子に【幸せ】という功徳がくるのです。
功徳は自分だけのものではない。ご先祖が子供や孫子を守ってくれるのです。
結婚・子供の誕生・就職・新居・開業・離婚・失業など…
身の回りで起きた事を報告しましょう。
教えてあげてください。
親は何でも知りたいのです。安心したいのです。
お墓参りの仕方
①墓前の草は刃物を使わず手でむしれ
②洗うときは正面に立つな、横から洗え
③墓石の頭だけはタワシを使わずに、必ず手でこすって洗え
④拝むときは必ず座って拝め
⑤水は少し残して花や線香も上げてもらえない無縁の墓にかけて帰れ
お墓はお母さんです!
母から産まれ、人として人生を歩み…
最後は母の下に(お墓)へ戻り、再び生まれ変わるところです。
輪廻転生法則(人は生まれ変わる)
①自分たちのルーツはお母さんです。ご先祖様(お墓)です。
②母の下に戻った方が1日も早く、またこの世に生まれ変われることをお願いするところがお墓です。
③またお墓は木に例えますと、家を造り、人を作り、人を世に出す家の【根】です。根はご先祖様です。幹や枝は我々であり、花や実は子供や孫なのです。だからお墓参りは我々の務めなのです。
④お墓参りをすることがその家が栄え、家族が幸せになり、ご先祖様のご供養になり、子や孫に功徳として返ってくるのです。
法事・法要!
一般に「法事」と言っていますが、厳密に言いますと、僧侶にお経をあげてもらうことを「法要」といい、法要と会食を含めた行事を「法事」と言います。
■初七日
亡くなった日から数えて七日目に営む法要で、死後初めての法要です。
最近では告別式当日に、列席者が遠方の方々や多忙な方々への配慮から繰り上げ、初七日法要を合わせて行うことが多くなりました。
■四十九日
亡くなった日から数えて四十九日目に営む法要です。
四十九日・満中陰を過ぎると死者の霊がその家から離れるといい、この日を忌明けとしています。
※白木の位牌は、菩提寺に返してお炊きあげをしてもらいます。
■月命日
毎月めぐってくる命日を月命日といいます。
■一周忌
一周忌法要は、亡くなってから一年後に親族や故人の友人・知人などを招いて行う法要です。
※この日以降は喪中期間が終わります。
■弔い上げ
十七回忌・三十三回忌・五十回忌などを節目として最終年忌とすることが多いようです。